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大分県の名水 

■男池(おいけ)湧水郡 [名水百選]
阿蘇くじゅう国立公園の一角にある標高1587mの黒岳。原生林に覆われ、四季折々にその美しい姿と色彩が変化し、訪れる人の目を飽きさせることがありまません。黒岳は昭和58年に(財)森林文化協会と朝日新聞社により「日本の自然百選」に選定されました。
「男池」は風光明媚な黒岳の中腹に位置し、湧き出る清水は水温12.6℃、1日の湧出量は2万トンにのぼります。男池からさらに登った地点には地元では知る人ぞ知る清澄な冷水が湧き出るスポットもあるようです。「男池」は昭和60年に「名水百選」に選定され、この地の自然の豊かさを更に印象づけることとなりました。
町内には、黒岳山麓以外にも「平石諏訪神社」などの名水地点が複数存在します。
所在地: 大分県大分郡庄内町
交通: JR久大本線「天神山駅」下車、大分バス阿蘇野行(約40分)終点「栢ノ木」下車、徒歩約50分

■竹田湧水郡 (たけたゆうすいぐん)[名水百選]
場所は奥肥後、「荒城の月」のモデルとされる岡城のもとに開けた城下町が竹田。阿蘇山系の大自然に育まれた伏流水が地域一帯を豊かに潤している光景が見てとれます。一日6万5千トンの湧水量を誇る竹田の湧き水が町のいたる所から静かに力強く湧き出し、その地に住む人々の生活にしっかりと溶け込み、「竹田の歴史は名水の歴史でもある」といわれる所以に納得できます。
市内にはいくつもの川が流れ、多くの湧水スポットを訪れることができます。「泉水湧水(せんすいゆうすい」はその豊富な湧水量と水源にある水車が特徴的で、そこではエノハ(ヤマメ)やホタルの養殖も行われています。湧水が静かに川に注ぐ姿は「矢原湧水」で確認され、「河宇田湧水」は水汲み場を訪れる客で賑わいます。さらには、神秘的で涼気ただよう「鳴滝湧水」、のどかな田園地域に湧き出す「塩井湧水」など、まさに湧水名所のオンパレードと云ってよいでしょう。
湧水に加え竹田は「秀瀑」と「石橋」の里でもあります。迫力の「黄牛の滝」に渓谷美の「祖母山一合目の滝」、そして歴史ある石橋の数々がまちの随所で美しいアーチをさりげなく披露しています。石橋のひとつ、その重厚な造りで知られる「明正井路」(めいせいいろ)は、長さ78m、高さ13m、日本一の規模を誇る水路橋です。
所在地: 大分県竹田市
交通: JR豊肥本線「豊後竹田駅」下車、竹田交通バス米山行「河宇田」下車

■白山川(はくさんがわ) [名水百選]
大野川上流、傾山系の中津無礼川と奥畑川は総称して「白山川」と呼ばれ、名水百選に指定されています。一帯は四季折々の景観美を呈し、夏は源氏ボタルの乱舞、秋は彩り豊かな紅葉で見るものの目を楽しませます。
くり抜かれた断崖の「ほげ岩」の岸壁から湧き出す水、上流にある落差30mの「鹿落しの滝」 、更には谷を連続して落ちる「鮎返しの滝」など、白山川の見所は随所にあります。上流部の水はそのまま飲用することもできます。
水中にある珍しい鍾乳洞として知られる稲積水中鍾乳洞(いなづみすいちゅうしょうにゅうどう)や虹澗橋(こうかんきょう)をはじめとする数々の石橋など、バラエティー豊かな名所が流域には点在し、訪問者を飽きさせないことと思われます。
所在地: 大分県豊後大野市(ぶんごおおのし)
交通: JR豊肥本線三重町駅から車で約20分

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